いつの間にか桜が散る季節になってしまいました。

2009年3月21日(土)
6:30起床。
宿の近くを散歩。
砂防ダムの先に杉林が続いており、沢沿いに30分ほど散歩。
7:40朝食。
湯豆腐、玉子焼き、白身魚の味噌漬け、お漬物、みそ汁、俵むすび、おひたし。
8:30にタクシーが迎えに来て、修学院離宮へ。
近くの自動販売機でお茶とお水を買ったのに、お茶を取り忘れてしまいました。
9:00に修学院離宮入り口の待合でビデオ鑑賞。
宮内省OBと皇宮警察の2名による案内で、下御茶屋へ。
寿月観前の庭は水路の水が枯れているものの、苑池近くの新緑が美しく、
建物の杮葺き屋根と調和が取れていました。
三の間から垣間見る庭が絵のようです。
一旦外に出て今度は中御茶屋へ。
楽只軒、客殿を見学。
位置の間の違い棚は日本3大棚との解説がありましたが、
隅を使って三角に引き戸をつける大胆さが印象に残りました。
松並木を抜け、上御茶屋大刈込を眺めながら上御茶屋へ。
景観保全のために一帯を宮内庁が買い上げて、農耕地として貸し出ししているとのこと。
開発から守るためにはお金がかかるのだと痛感しました。
大文字焼きの舟形と大の字の右側を見つつ御成門を見学。
竹垣を職人さん2人が直していました。
隣雲亭までの急登は、木の土留めで会談を形成しており、
キノコを発見。
人工物は使えないため、本物の木を使っているそうです。
頂上から見る池の眺望は素晴らしく、
後水尾上皇の審美眼に驚きました。
足元を見れば、赤と黒の一二三石が。
鴨川からとった石だそうです。
地産地消の精神でしょうか。
池にかかる土橋は端が茅葺(だと思います)で、
調和しています。
舟着き場には三尊石が立っていました。
紅葉の頃は宝くじ並みの倍率になるそうですが、
また違う季節に訪れたいと思いました。
1時間半の見学が終わり、
曼珠院を通り過ぎて詩仙堂へ。
お庭をゆっくり巡りました。
ラショウモンカズラが満開でした。
バスで三条河原町に出て、
職場の方に薦められた、
六曜社でトーストとブレンドで昼食。
おみやげに豆を注文しました。
歩いて京都御苑へ。
九条家別邸拾翠亭の開館日だったので見学。
2階から池の眺めを楽しみました。
閑院宮邸跡を復元した環境省の建物に入り、休憩。
乾御門まで歩く途中、
出水のシダレザクラ
桃林のモモを楽しみながら今出川駅へ。
同志社大学の卒業式だったのか、
袴姿の大学生が目立ちました。
京都駅で新幹線に乗り、
岡山へ。
レンタカーを借りて
最上稲荷
へ。山頂に行ってしまい、
備中高松駅付近まで下って再度チャレンジ。
18:20に
宿坊顕妙閣に到着。
すぐに夕食。
私たちだけが宿泊だったようです。
松花堂弁当でした。
お風呂に入り、
館内の瞑想室にお参り。
翌日の祈祷に備えて早寝しました。

続きは後日。