2009年9月4日19時から、
サントリーホールで、
日本フィルハーモニー交響楽団第613回東京定期演奏会
を聴きました。

内容は次のとおりです。

ショスタコーヴィチ:祝典序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲二短調
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番二短調

指揮:ピエタリ・インキネン
ヴァイオリン:樫本大進
コンサートマスター:扇谷泰朋
ソロ・チェロ:菊地知也

指揮者の首席客演指揮者就任披露のため、
同じザハール・ブロン門下の樫本氏を招いたとのこと(「プログラムノート」より)。
真摯に振っている姿が印象的な美青年の指揮者も魅力的でしたが、
樫本氏の流れるようなヴァイオリン演奏は、
一体感のあるオペラやバレエを見たときに感じるのと同じ幸福感を味わうことができました。
2009年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに内定したというのも納得できます。

帰り道、いい気分で夜空を見上げたら白い月が丸く光っていました。