5月13日(土)に書いた
「金色とさかのおんどりと魔法のひきうす」
の疑問点について調べてみた。
ロシア民話集 (下) (岩波文庫)
の「雄鶏と碾き臼」(p.59-62)が類話。

「金のとさかとバターのようによく光る頭をした雄鶏」(p.60)
という表現が1箇所あるが、他は「雄鶏」とある。
原書でも同じ。

この話では、
おじいさんが、「えんどう豆」ではなく、「樫の木」に登る。

「クレープ」と「パイ」は、
原書では
「ブリン」と「ピローグ」
になっており、
それぞれ、
「ロシアのクレープ」と「ロシア風大型パン」
http://www.cook-ogino.jp/toyo.htm
あるいは
「うす型パンケーキ」と「ロシア式まんじゅう」
岩波 ロシア語辞典
などと訳されるようだ。
ちなみに、
「ブリン」は「ブリヌィ」と呼ばれる方が一般的。
http://www.nicol.ac.jp/int/course/ruscook.html#bliny
ピロシキ」は、「小さなピローグ」のこと。
http://city.hokkai.or.jp/~ishikoro/lets-study-russian

以上
報告まで。