今日、ストーリーテリングの勉強会に参加しました。
内容は、次のとおりです。

1「やぎとらいおん」6分
(『子どもに語る世界の民話』実業之日本社
1年前に覚えたもの。
意外に難しい内容なので幼児にはどうかと思う。
小学校1、2年生ならいける。
楽譜はおはなし会ガイドブック―小学生向きのプログラムを中心ににあり。
歌を自然に歌っていて聴きやすかった。

2「蛙(びっき)の坊様」12分
(『かたれやまんば』巻数不明 藤田浩子の語りを聞く会)
出身地の津軽弁で語ってみた。
言葉をかえたらおかしくなったため、言葉が泳いだ。
手直しをするときは、何回もやらないとだめ。
省略しないと13分くらいかかってしまう。
しかし、方言はゆったり語ったほうがよいため、長くなっても省略しないほうがよい。
前回行った学童保育は70人位相手だったので、人数を分けるなど工夫が必要。

3「アリョーヌシカとイワーヌシカ」10分
まほうの馬―ロシアのたのしいお話 (岩波おはなしの本 (6))
文字を追いかけている感じがした。
テキストを早く離れすぎてはいけないと、何かの本で読んだことがある。
音読をして覚えるとよい。
しっかり覚えてから語るとよい。

4「ようせいのゆりかご」8分
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/11/X/1159830.html
(依然語った人からコピーをもらったため、出典は不明とのこ。
ネット検索で私が確認しました)
創作なのであまり語る場がない。
今日はじめて語った。
順番が違ったり、主語がいれかわったりして(例 女王様⇔おかあさん)覚えにくい。
年長なら喜ぶかな、と思って覚えた。
夏のお話なので夏休み前に語ったらよい。
細部にこだわらなければ小学生以下でも聴いてもらえるだろう。

5「こりゃどこのじぞうさん」(布あそび)
頭にハンカチをのせ、
「こりゃどこのじぞうさん、うみのそこのじぞうさん、どっぼーん」
を歌って、頭を下げ、ハンカチを両手でうける。

6「地蔵浄土」7分
したきりすずめ (日本の昔話 2)
標準語ではなく、福井弁で語ったほうがよいと思った。
地蔵さんのせりふを1箇所直した(おれ→わし)。
お地蔵さんが泥臭い感じで、自分の持つヒトより高位のイメージと異なり、気持ちの上で折り合いがついていない。
再話する場合、語り手の問題は直してよい、ということを昔話研究会で学んだ。
おはなし会のプログラムの組み方として、福井弁ばかりだと子どもが疲れるので、標準語のものもいれたい。

7「森の家」15分
おはなしのろうそく 19
ずいぶん前に学生が小学5年生女子の前で語ったら、よく聴いていた。
そこで、そしてなどがテキストに的確に入っているが、きちんと覚えていない。
今日は少しゆっくりめだったが、中だれしないように語らなければならない。
3回目。
9月に大学生に60分語る機会があり、メインで語りたい。
2番目の姉が出てくる場面で言い間違いあり(レンズ豆→キビ)。
1番目の姉が出てくる場面でクロウタドリ、アトリなど小鳥の名前がたくさん出てくるのは、語呂を意識してテキストが書かれていると思われる。

以上
報告します。

次回は9月9日(土)の予定。