今日、
三条鍛冶道場
で、
イカサキ包丁づくり
に参加しました。
午後1時30分〜4時

手順は、
1 ならし打ち
電動かなづち?のペダルを踏んで、プレスします。

2 刻印打ち
裏面に「越後三条 鍛冶道場」と型で刻みをつけます。
3 整形
刃の背と腹をカーブに沿って銀色の面を削りだします。
4 塗粉塗り
ブラスターという機械に両手を入れ、右手で刃、左手に粉を噴出する管を持って粉をまぶします。
5 焼き入れ
秘伝の幕液を地が見える程度に薄く塗ってから、
炉に入れて780度位に熱します。
適温になると磁石がつかなくなるので、片手に持ってときどきチェック。
柄と幅広の部分は熱くなりにくいため、先に熱します。

6 焼き戻し
150度程度に冷まして加工しやすくします。
7 歪取り
柔らかいうちにかなづちで叩いて平らにします。
〜6の行程で反っていたほうが、刃先がこぼれにくくなるとのこと。
8 刀卸し
水が噴出する電動研磨機で包丁の形に削ります。
仕上げは縦に削れる幅の広い機械で。
9 刀研ぎ
荒砥で銀の地がそろって見えるまで
→反対に反りが出るまで中砥で丹念に研ぎ、
→仕上げ砥で爪や新聞紙がすっとひき切れるまで研ぎ、裏も刃を出します。
10作切、柄入
のみで銘を入れてもらい、焼いた柄をつかに叩きいれて終了。
1500円で作ったとは思えないほど立派な作品ができました。
包丁を長持ちさせるには、
使用した後、熱湯を柄から刃先にかけてかけ、乾いた布で拭くとよいそうです。
友人や親せきにおすすめしたい体験講座でした。

以上です。