8月24日、
いけばなの夏期講習会に行きました。
内容は次のとおりです。
花形:写景(夏いけ)
花材:カキツバタ
講師:研究院副院長・鈴木英孝氏

1 七宝は四隅の対角線上に置く。
2 主枝は手前の株が一番高くなる。
葉を2枚表組(短い葉を手前にする)にし、器の直径+深さ×2の長さで外側を長くする。つめは内側に向け、短い葉は長い葉より5cmくらい短く下げる。
花は第一苞(最外側)を手前にする。後ろに反っていたら後ろ、前にのめっていたら前をそれぞれ斜めに切ってまっすぐたてる。
3 中間高枝は長いほうの葉を主枝の短い葉と長さをあわせ、2枚裏組(長い葉を手前にする)にし、内側を長くする。
4 中間低枝は、長いほうの葉を3の短い葉とあわせ、3枚組(手前から5cm短い→長い→長い葉の1/2)にし、最も短い葉のつめは長い葉に向ける。
5 主枝の右は2枚表組で、長い葉が主枝の花の1/2の高さ、主枝側を長くする。
6 主枝の右斜め前は3枚組。
7 客枝は手前の株が一番高くなる。
葉は4と同じ長さで、3枚組。長い葉は外側にたてる。
花は葉の後ろにさし、第一苞を後ろにしてたてる(つまり主枝の逆)。
8 中間高枝は2枚裏組で、長い葉が7と逆にくる。
9 中間低枝は2枚裏組みで、長い葉が8と逆にくる。

以上です。

講師の、
「水ものが面倒だからといってなかなか生徒に教えたがらない先生方がいらっしゃいます。
1年に1度くらいいけないとお花屋さんが入手できなくなってしまうので、
大変でも教えてください」
という言葉が印象に残りました。
伝承花が長い間残っているのは、
季節ごとに用いられてきたからなのですね。
大事にしていきたいと思いました。