3月6日、
しただ郷自然くらぶのかんじきツアーに参加しました。
9:00 下田庁舎集合。
総勢30名弱でひめさゆりゴルフカントリーの前まで車で移動しました。
9:20 休憩場所に到着。
雪の塊を膝丈くらいまで積んで風上半円を覆い、風よけに。
薪に杉の葉と柴をのせて灯油に火をつけて点火。

間隔をあけて平行に薪を並べると空気の通りが良くて火がつくそうです。
藤兵衛工房製作の三脚と、キャンプ用の三脚を立てて鍋をかけた後、
観察に出発。

私たち2名は火の番で残り、
用意された材料を鍋に入れて豚汁、
おき火で焼き芋も作りました。
11:00 観察隊帰還。
豚汁をすすりながら持参のおむすびで昼食。
K氏持参のお手製漬物(タクワン、キクイモ)とル・レクチェをお相伴にあずかりました。
上空をハシブトガラスとトビが飛び回っている中、ハヤブサらしき白い猛禽が急いで飛んでいく姿も。
12:00 炭焼きの谷を散策。
新潟県自然観察指導員の方の名調子と山主ならではの生活に密着した話をたっぷり味わいました。
お土産に食痕が等間隔に残っているクマザサを入手。
巻かれている間に虫が食べた跡だそうです。
13:00 記念撮影後、山を降りました。

観察種は次のとおりです。
コナラ(標高が高くなるとミズナラが多くなる。ミズナラの別名はオオナラ)、
アオハダ(幹を傷つけると緑色、長枝と短枝がある)、
ウリハダカエデ(幹に縦筋がはいる)、
ノリウツギ大谷地和紙のノリに使われている、中が空洞なのでウツギ)、
リョウブ(曲げても折れない、樹液が濃い、別名カテ(糧)ノキ)、
タムシバ(たむ=噛む柴、昔の子どもはチューインガムのように噛んでいた、芽が毛に覆われている)、
オオカメノキ(別名ムシカリ、ウサギの耳のよう)、
エゴノキ(別名ジシャノキ、ヤマガラが好む実がつく、色っぽい香りとの声もあり)、

ほかに、
ウサギの足跡を観察しました。
2つ揃った後ろ足を前におろし、
左右ずらして前足をついてジャンプ。
の繰り返し。
だそうです。

12時過ぎにぱらつきましたが、曇りで融けず、歩きやすい雪面でした。

以上です。

おつかれさまでした。