11月6日、
雨の中、しただ郷自然くらぶ主催「ガイドと行く高城〜袴腰山〜八木ヶ鼻トレッキング」
に参加しました。
道の駅漢学の里しただから嵐渓荘のバスに送ってもらって長禅寺へ。
歴史説明と体操の後、19名が2グループに分かれて出発しました。
8:55 長禅寺
9:24 登山口
10:55 高城城址
12:00 袴腰山(気温17℃)
14:00 八木ヶ鼻
15:00 八木神社
15:30 道の駅漢学の里しただ
観察種は次のとおりです。

結実種
ヤマウルシ、アオハダ、クルマバハグマ、タカノツメ、ツルリンドウ、エゾユズリハ、サルトリイバラ、ナツハゼ、ガマズミ、アズキナシ、ナナカマド、ハナヒリノキ、ツルアリドオシ、ブナ、ホオノキ、ミヤマガマズミ、ヤブコウジ、アカミノイヌツゲ、アカシデ、マムシグサ(=コウライテンナンショウ)

袴腰山から八木ヶ鼻にかけての尾根には、タカノツメが黄色いラインを描いているそうですが、残念ながら雨でけぶって見えませんでした。
ヤマウルシが他に先駆けて色づくのは、
実が目立たないので、紅葉して鳥に実の存在をアピールしているそうです。
日当たりが悪いと黄色のままなのは、
ハウチワカエデ、ウリハダカエデも同じです。
開けたところに生えているものは紅くなっていました。
ホオノキの実は、赤く熟れるとへその緒がついてぶらぶら下がり、風に揺れて鳥にアピールします。
アオハダの実は緑の補色赤色になり、葉の緑より上になります
色を認識できるのは霊長類と鳥類だけだそうですが、
鳥たちに実をいかにアピールするのか。
植物たちの戦略を学びました。