今日、
しただ郷自然くらぶのスキルアップ研修最終回に参加しました。
総勢9名参加。
諸事情により遅刻。
ごめんなさい。
追いつこうと棚田を急ぎ足で歩いていると、シマヘビ発見。
直後にアカガエルを見かけたので、生物相が豊かなのでしょう。
畔が水害で傷んでおり、粘土、砂利、土の3層がはっきり見えました。

10:00 庭月登山口
15分ほど登ると皆さんに追いつきました。
11:00 山頂で昼食
13:00 八木ヶ鼻登山口

観察した種は次のとおりです。

結実種
アズキナシ、ナツハゼ、ウスノキ、ナナカマド、アオギリ、ヤマウルシ、ツルアリドオシ、アカミノイヌツゲ、エゾユズリハ、タカノツメ、ヤドリギマツブサ、ムサラキシキブ、ヒメサユリ、チゴユリ
鳥類
ヒヨドリ(声)、ヤマガラエナガハシブトガラス
その他
シマヘビ、○○アカガエル、タゴガエル、ジョロウグモ、アシグロツユムシ

タゴガエルは、背中に八の字が書いてあり、お腹には、雲状のもやもやとした黒っぽい班があるのが特徴だそうです。ナガレタゴガエルは新潟県内でまだ観察されていないとのこと。

アシグロツユムシは、卵管が上を向いており、脚が黒く、触角の節が白いのが特徴だそうです。

そのほか、
落ちていたナナカマドで、切り口が鋭いので、リスなどがかじり切ったもの。

クルミをリスが割ったもの。

熟練者は少し齧っただけで割れるのに、若輩者はなかなか割れないそうです。
帰りは国道289号線を歩いて道の駅に向かったのですが、
道々カラスの仕業か、不均一に割れたクルミの殻がごろごろ落ちていました。
車に轢かせているようです。
午後からは、哺乳類の骨を使った講義。
シカ、ノウサギニホンザルなど、食べるものによって筋肉のつきかた、歯の形が異なるのをじっくり観察しました。
またもや雨の中の講習でしたが、
八木ヶ鼻から粟ヶ岳、守門岳にいたる山々の眺望もあり、
下田のよいスポットを再発見した感じです。