1月19日、
諸橋轍次記念館に行きました。
展示室はリニューアル工事中。
図書室に初めて入りました。
諸橋博士寄贈の図書は、1980年代までご存命だったこともあり、
比較的新しい全集も含まれています。
自筆本コーナーに、毎日新聞の切り抜きがありました。
「行不由徑(いくにこみちによらず)」と題されたそれは、
子どもの頃、いたずらをして逃げ込んだ先が袋小路になっていてつかまってしまい、罰を受けた時のことがつづられています。
学問の道もそれと同じで、
楽に答えを見出そうとアンチョコを見ても疑問がわいてきて、
結局原文の注釈などに立ち戻って理解することが多かったそうです。